裏 町 夜 曲
作詩 杉江 晃 作曲 山口 進
昭和29年
1 お前が馬鹿なら 俺も馬鹿
馬鹿を承知で なぜ惚れた
おちて流れた この裏町が
今じゃ二人の 仮の宿
2 泣かずにおくれと いいながら
いつか俺らも 泣いていた
どうせ日陰の 二人のさだめ
風よなぶるな いまさらに
3 お前が飲むなら 俺も飲む
飲んで悩みが 消えるなら
消えるものかよ この裏町の
暗い灯りが さすかぎり
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