アリューシャン小唄


作詩 高月ことば  採譜作曲 山田栄一
昭和34年 
1 逢わぬ先から お別れが
  待っていました 北の街
  行かなきゃならない アリューシャン
  行かせたくない 人なのに


2 何時の頃から 鰊場に
  咲いた私は 夜の花
  銀のうろこで 化粧して
  海の男に お酌する


3 可愛い貴男の 髭面を
  今度見るのは 何時の事
  門出に涙は 不吉だと
  知っていながら 泣けてくる


4 女乗せない 船だけど
  一度行きたい アリューシャン
  死んだ親父の 好きな花
  雪のお墓に 供えたい

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