星はなんでも知っている

作詩 水島 哲  作曲 津々美 洋
昭和33年 
1 星はなんでも 知っている
  ゆうべあの娘(こ)が 泣いたのも
  かわいいあの娘の つぶらな
  その目に光る 露のあと
  生まれて初めての 甘いキッスに
  胸がふるえて 泣いたのを


  『あの娘をなかせてのはおいらなんだ、だってさ、 
   とってもかわいくってさ、キッスしないでいら
   れなかったんだ でもさ でも…………
   お星様だって、知っているんだ。あの娘だって
   悲しくてないたんっじゃない。きっときっとう
   れしかったんだよ』


2 星はなんでも 知っている
  今夜あの娘の 見る夢も
  やさしいナイトが 現れて
  二人でかける 雲の上
  木ぼりの人形 にぎって眠る
  若いあの娘の 見る夢も


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