木 曽 恋 が ら す

作詩 東条寿三郎  作曲 林 伊佐緒
昭和31年 
1 大手振っては 帰れぬものと
  きめていながら 草鞋をはいた
  乙な文句に ふり返りゃ
  木曽のナー 仲のりさん
  木曽はよいとこ あの娘の住い
  笠に紅葉の 花が散る


2 折って数えりゃ 一二三年(とせ)
  山をきらって 旅人ぐらし
  さんざ姿も やつれたが
  木曽のナー 仲のりさん
  木曽はよいとこ 夜毎の夢にゃ
  いつも聞いたよ 祭り唄


3 裾をはしょって 早瀬を渡りゃ
  肌にしみこむ 故郷の清さ
  やっと今更 知りました
  木曽のナー 仲のりさん
  木曽はよいとこ 高峰ぞろい
  渡り鳥さえ 宿をとる
  


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