月 の お け さ 船

作詩 石本美由起  作曲 平川英夫
昭和31年 
1 月はまんまる 踊りはおけさ
  佐渡へ佐渡へと 波も呼ぶ
  恋の櫓づかを しぶきに濡らし
  想い四十九里 忍び逢う身の
  忍び逢う身の おけさ船


2 遠く離れて 待つ夜は長く
  逢えばみじかい 島の夜
  踊りばやしを うつつに聞いて
  波に流れる 青い月夜の
  青い月夜の おけさ船


3 恋をすりゃこそ 人目をしのぶ
  俺もお前も 磯千鳥
  夢も情けも ひとつに溶けりゃ
  別れともなや つきぬ名残の
  つきぬ名残の おけさ船

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