アカシアの雨が止む時

作詩 水木かおる  作曲 藤原秀行
昭和36年
1 アカシアの雨にうたれて
  このまま死んでしまいたい
  夜が明ける日がのぼる
  朝の光のその中で
  冷たくなったわたしを見つけて
  あの人は
  涙を流してくれるでしょうか


2 アカシアの雨に泣いてる
  切ない胸はわかるまい
  思い出のペンダント
  白い真珠のこの肌で
  淋しく今日も暖めてるのに
  あの人は
  冷たい瞳(め)をして何処かへ消えた


3 アカシアの雨が止む時
  青空さして鳩がとぶ
  むらさきの羽の色
  それはベンチの片隅で
  冷たくなった私のぬけがら
  あの人を
  さがして遥かに飛び立つ影よ


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