江 梨 子

作詩 佐伯孝夫  作曲 吉田 正
昭和37年 
1 冷たい雨が 降る朝に
  一人で江梨子は 死んでしまった
  かわいそうな 江梨子よ
  きれいだった 江梨子よ
  涙にぬれた その顔を
  花で飾って あげましょう


2 だまされたって 傷つかぬ
  やさしい心の 娘だったが
  大人達が 江梨子よ
  わるいんだぜ 江梨子よ
  苦しみのない 天国で
  きっとなるでしょ 幸福に


3 海辺のお墓 その下で
  静かに江梨子は 眠っている
  野菊だけど 江梨子よ
  つんできたぜ 江梨子よ
  今では逢えは しないけど
  残る名前の 美しさ


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