函 館 の 女(ひと)

作詩 星野哲郎  作曲 島津伸男
昭和40年 
1 はるばるきたぜ 函館へ
  さか巻く波を のりこえて
  あとは追うなと 云いながら
  うしろ姿で 泣いてた君を
  おもいだすたび 逢いたくて
  とてもがまんが できなかったよ


2 函館山の 頂きで
  七つの星も 呼んでいる
  そんな気がして きてみたが
  灯りさざめく 松風町は
  君の噂も きえはてて
  沖の潮風 こころにしみる


3 迎えにきたぜ 函館へ
  見はてぬ夢と 知りながら
  忘れられずに とんできた
  ここは北国 しぶきもこおる
  どこにいるのか この町の
  一目だけでも 逢いたかったよ


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