夫 婦 善 哉作詞 秋田泰治 作曲 西脇稔和昭和40年 |
1 使やなくなる お金でさえも 縁があったら またもどる ええやないかないか 通天閣の 赤い灯が呼ぶ 誰が呼ぶ 「思い出しまんなァ あれはいつやったやろ… 極道もんで 甲斐性なしで どことどう頼りのうて… そんなあんたを好きになってしもて あても根っからのアホかもしれまへん そいでも そいでもあてはしあわせや 思いです」 2 どこに取り柄の ないないづくし それを承知の さし向かい ええやないかないか 苦労のたねは 一つ摘んでも またひとつ 「泣いてえしまへん あてにかて夢がおます ちっちゃい夢が やけど それを大事にしてます どないに貧乏してたかて あんたと 一緒やったら その夢がぷーとふくらんで きますのや それをふたりで あのきれいな星空へ とばしまほいな」 3 惚れた同志や 法善寺横町(ほうぜんじ) 影が寄り添や 夜が更ける ええやないかないか こっちへおいで 夫婦善哉 ええやないか |