中 山 七 里

作詞 佐伯孝夫  作曲 吉田 正
昭和37年
1 中山七里の お地蔵さんに
  あげる野花も かなしい供養
  仇は討ったぜ 成仏(じょうぶつ)しなと
  合わす両手に 他国の風が
  今日も 今日も
  今日も冷たい 急ぎ旅


2 似ている似てるぜ 助けた女
  おしまおまえに ほつれ毛までも
  看病一つに つい身がはいる
  抱いて女房と 呼びたい宿で
  きけば きけば
  きけば亭主を たずね旅


3 長脇差(どす)一本 草鞋をはいて
  土足裾(すそ)どり おいとましやす
  好いて好かれて 手に手を引いて
  木曽は桟(かけはし) 仲よく渡れ
  これが これが
  これが政吉 置土産