男 の 土 俵

作詩作曲 村田英雄
昭和38年 
1 櫓太鼓が 隅田の川に
  どんと響けば 土俵の上で
  男同士の 血潮はたぎる
  負けてなるかと どんとぶつかれば
  髷もみだれる 髷もみだれる大銀杏


2 今日はこの手か 明日またあの手
  胸に思案の 土俵入り支度
  しめた回しを 両手でたたき
  今日はやるぞと どんとしこふんで
  笑い浮かべて 笑い浮かべて花道へ


3 無事にむかえる 千秋楽の
  汗のにじんだ この十五日
  今場所すんだら 来場所めざし
  稽古かさねて どんとたいあたり
  男勝負の 男勝負の道を行く


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