浪 曲 子 守 唄

作詞・作曲 越 純平
昭和38年
1 逃げた女房にゃ 未練はないが
  お乳ほしがる この子がかわい
  子守唄など にがてな俺だが
  馬鹿な男の 浪曲節
  一つ聞かそか ねんころり


(セリフ)
 「そりゃ・・・無学なこの俺を親にもつお前
  はふびんな奴さ。
  泣くんじゃネエ、泣くんじゃネエよ。あん
  な薄情なおっ母さんを呼んでくれるなおい
  等も泣けるじゃねえか。
  ささ、いい子、ねんねしな」


2 土方渡世の おいらが賭けた
  たった一度の 恋だった
  赤いべべなど 買うてはやれぬが
  詫びる心の 浪曲節
  二つ聞かそか ねんころり


3 どこか似ている めしたき女
  抱いてくれるか ふびんなこの子
  飯場がらすよ 噂は言うなよ
  俺も忘れて 浪曲節
  三つ聞かそうか ねんころり


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