さ す ら い

作詩 西沢 爽  作曲 狛林正一
昭和37年
1 夜がまた来る 思い出つれて
  おれを泣かせに 足音もなく
  なにをいまさら つらくはないが
  旅の灯りが 遠く遠くうるむよ


2 知らぬ他国を 流れながれて
  過ぎてゆくのさ 夜風のように
  恋に生きたら 楽しかろうが
  どうせ死ぬまで ひとりひとりぼっちさ


3 あとをふりむきゃ こころ細いよ
  それでなくとも 遙かな旅路
  いつになったら この淋しさが
  消える日があろ 今日も今日も旅ゆく