東 京 ブ ル ー ス

作詩 水木かおる  作曲 藤原秀行
昭和38年 
1 泣いた女が バカなのか
  だました男が 悪いのか
  あせたルージュの くちびる噛んで
  夜霧の街で むせび哭(な)く
  恋のみれんの 東京ブルース


2 どうせ私を だますなら
  死ぬまでだまして 欲しかった
  赤いルビーの 指輪に秘めた
  あの日の夢も ガラス玉
  割れて砕けた 東京ブルース


3 月に吠えよか 淋しさを
  どこえも捨て場の ない身には
  暗い灯かげを さまよいながら
  女が鳴らす 口笛は
  恋の終わりの 東京ブルース


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