雪 国 の 町
作詩 萩原四朗 作曲 上原賢六
昭和40年
1 川のよどみに 石を投げる
何という寂しい 水の音か
思い出はにがい あの娘(こ)は遠い
ああ 雪国の いで湯の町よ
2 生きて逢う日は またとないが
面影にひかれて 北の旅へ
一年も過ぎて あの娘が恋し
ああ あの夜の いで湯の宿よ
3 山のふもとを 汽車が通る
何という侘しい 汽笛(ふえ)の音が
思い出がつらい あの娘にすまぬ
ああ 雪国の いで湯の駅よ