城 ヶ ア ブ ル ー ス


作詩 星野哲カ  作曲 関野幾生
昭和43年 
1 ゆかねばならぬ 男がひとり
  ゆかせたくない 女がひとり
  ふたりの恋の 城ヶ崎
  咲けよ匂えよ 湯の花すみれ
  あしたのことは 言わないで


2 いのちのかぎり 愛せたならば
  たったひと夜の 夢でもよいと
  わたしを泣かす 城ヶ崎
  霧をかくせよ あのシャボテンの
  とげよりいたい わかれ風


3 愛してくれた 小指の爪を
  そっとかたみに つつんでいれた
  ハンカチ白い 城ヶ崎
  あなたが帰る 遠笠山(とうがさやま)が
  涙にかすむ 夜のはて


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