色 は に ほ え ど

作詞 秋月ともみ  作曲 古賀政男
昭和49年
1 故郷(くに)を出る時ゃ 胸をはり
  男一匹 やる気もあった
  それが落目の 軒下仁義
  なんで読めよか 故郷だより


2 男ならばと おだてられ
  抜いた白刃が 娑婆との別れ
  今はやくざな 青天姿
  なんと詫びよか おふくろさんに


3 どうせ僅かな 命なら
  仁義一途で 通して見るさ
  ぐれた俺等の その行く先は
  陽の眼見られぬ 地獄の底よ


4 色はにほえど 散りぬるを
  わがよ誰ぞ 常ならむ
  有為の奥山 今日越えて
  浅き夢みし 酔ひもせず