津 軽 海 峡 冬 景 色

作詩 阿久 悠  作曲 三木たかし
昭和52年
1 上野発の夜行列車 おりた時から
  青森駅は 雪の中
  北へ帰る人の群れは 誰も無口で
  海鳴りだけを きいている
  私もひとり 連絡船に乗り
  こごえそうな鴎見つめ
  泣いていました
  ああ 津軽海峡 冬景色


2 ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと
  見知らぬ人が 指をさす
  息でくもる窓のガラス ふいてみたけど
  はるかにかすみ 見えるだけ
  さよならあなた 私は帰ります
  風の音が胸をゆする
  泣けとばかりに
  ああ 津軽海峡 冬景色


  さよならあなた 私は帰ります
  風の音が胸をゆする
  泣けとばかりに
  ああ 津軽海峡 冬景色

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