娘   よ


作詩 鳥井 実  作曲 松浦孝之
昭和59年
1 嫁に行く日が 来なけりゃいいと
  おとこ親なら 誰でも思う
  早いもんだね 二十才を過ぎて
  今日はお前の 花嫁姿
  贈る言葉は ないけれど
  風邪をひかずに 達者で暮らせ


   花嫁さんが泣いたらあかん。
   父さんの事は心配せんでええ
   きれいや 今日のお前はほんまにきれいや
   なあ、母さん


2 夕べ娘が 酌してくれた
  酒の味さえ おぼえていない
  古い写真を 指さしながら
  ここが父さん そっくりなのと
  頬のあたりを なでながら
  涙ぐんでは はしゃいでくれた


3 笑い話で すませるけれど
  口じゃ言えない 苦労もあった
  嫁に行ったら わがまま言わず
  可愛い女房と 言われて欲しい
  いつも笑顔を 忘れずに
  ついて行くんだ 信じた人に


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