男 の 背 中


作詩・作曲  中山大三郎
昭和56年
1 男の肩と 背中には
  むかしの影が ゆれている
  恋も 涙も 悲しみも
  だれにも言えない 傷あとも
  ゆらゆらゆら とまり木ゆれて
  グラスの底に 明日を見る
  おまえはそんな 男の姿
  気付かないけど


2 男の胸の おくのおく
  その時々の 夢がある
  過去も未来も ぼんやりと
  忘れてしまう ときがある
  ゆらゆらゆら ダバコのけむり
  見つめて 愛に ゆれながら
  おまえの あまい かおりの中で
  休む日もある


  ゆらゆらゆら とまり木ゆれて
  グラスの底に 明日を見る
  おまえはそんな 男の姿
  気付かないけど


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