下 北 漁 港

作詩 星野哲カ  作曲 船村 徹
昭和58年 
1 生まれたときから 吹いていた
  山背の風だ 荒くれだ
  ここは下北 イカ釣り舟に
  命あずけた 若者が
  親のこころを 継ぐ港


2 波止場の近くの 呑み屋では
  お立ちの酒が 売り切れだ
  横に倒した 五合徳利
  マイク代わりに だきしめて
  別れ歌など 聞かす奴


3 嵐が囓った 傷跡を
  ペンキで癒す 暇もない
  海の機嫌が 変わらぬうちに
  行こか尻屋の 沖あたり
  霧もほどけて イカ日和


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