た ま ゆ ら の 宿

作詩 中山大三郎  作曲 船村 徹
昭和58年 
1 旅に出ました 夜汽車に乗って
  ここは南の たまゆらの宿
  同じ浴衣で 海鳴り聞いて
  同じ窓から 月を見た
  同じ5月の 夜更けです


2 女心は 悲しいものよ
  想い出ひとつに 生きられますと
  未練たっぷり 手紙を書いて
  書いて破って 火をつけて
  夜の長さに 泣くばかり


3 ひとり旅なら ひとり寝ならば
  何も寝化粧 いらないものを
  いつもとなりに あなたが見える
  夢であなたに 逢いもする
  涙ひとすじ 髪をすく


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