空 の 神 兵

作詩 梅本三郎  作曲 高木東六
昭和17年
1 藍より蒼き 大空に大空に
  忽(たちま)ち開く 百千の
  真白き薔薇の 花模様
  見よ落下傘 空に降り
  見よ落下傘 空を征(ゆ)く
  見よ落下傘 空を征く


2 世紀の華よ 落下傘落下傘
  その純白に 赤き血を
  捧げて悔いぬ 奇襲隊
  この青空も 敵の空
  この山河(やまかわ)も敵の陣
  この山河も敵の陣


3 敵撃摧(げきさい)と 舞い降(くだ)る舞い降る
  まなじり高き つわものの
  いづくか見ゆる 幼顔(おさながお)
  ああ純白の 花負いて
  ああ青雲に 花負いて
  ああ青雲に 花負いて


4 讃(たた)えよ空の 神兵を神兵を
  肉弾粉と 砕くとも
  撃ちてし止まぬ 大和魂(だま)
  我が丈夫(ますらお)は 天降(あまくだ)る
  我が皇軍は 天降る
  我が皇軍は 天降る

 

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