筑 豊 一 代
歌 谷 真酉美
作詞 有吉 伸  作曲 関野幾生
昭和68年
1 酒も飲まなきゃ ばくちも打たず
  惚れた女の あの真心を
  胸に抱きしめ ひとり旅
  地底千尺 鶴嘴(つるはし)振るう
  川筋気質(かたぎ) 誰が知ろ



2 親に捨てられ 女房にゃ死なれ
  背の我が子を あやして泣いて
  今日も昨日も 貰い乳
  筑豊一代 炭坑育ち
  見たか荒くれ 丸裸


3 わたる風さえ 暗さに泣いた
  生まれ故郷の この川筋に
  生きて行こうよ 男なら
  黒いボタ山 緑にかえりゃ
  やがて明るい 月が出る
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