木曽川しぐれ


作詞 水木れいじ  作曲 弦 哲也
1 旅に身をひく 女の肩に
  俄か雨ふる 馬籠の峠
  さだめという名の この橋渡り
  強く生きると 決めたのに……
  憎い恋しい 面影ゆれて
  今日も 今日も泣かせる
  木曽川しぐれ


2 鳥居峠も ふたりで来れば
  つげの櫛など 買ったでしょうね
  別れのまぎわに 笑って見せた
  あれは女の 意地でした……
  すがりたい手を なぜ離したと
  責めて 責めているよな
  木曽川しぐれ


3 ひとり泊りの 妻籠の宿に
  咲いて哀しい ゆうすげの花
  酔うほどせつない あなたが欲しい
  夢で逢うのも 罪ですね……
  みれん灯りか 千本格子
  濡れて 濡れて誰待つ
  木曽川しぐれ


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