向 島 ・ 夕 立 ち 荘


作詞  峰崎林太郎  作曲  花岡優平
1 遠い稲妻 降る雨に
  胸の赤い血 騒ぎます
  今ごろあなたは 言問橋を
  渡り始めて いるでしょう
  泣いたそばから すぐ咲く笑顔
  おまえの涙は 夕立と
  あなたはからかい のぞきこむ
  花火の帰りの 別れ道
  雨に忍んで 向島
  駆けて落ち合う 夕立ち荘


2 胸を裂くよな かみなりも
  あなた待つ身は 静かです
  不幸ばかりが よく似たふたり
  縁が結んだ 丸い仲
  酉の市から 帰りの寒さ
  屋台のお酒で 暖めた
  あなたに出逢った 幸せは
  わたしにとっては 宝です
  過去はすっかり 雨に消し
  ふたり旅立つ 夕立ち荘


 ※ 濡れるほどでは ない雨なのに
   人目を忍んで 開く傘
   知らない町でも ふたりなら
   世間の噂にも 耐えられる
   晴れて陽も射す 向島
   虹も二重に 夕立ち荘
   ※(くりかえし)