なぁ 友よ


作詞  石本美由起   作曲  水森英夫
1 旅の夕陽の 淋しさは
  旅で暮らして わかるもの
  母と別れた 秋の駅
  野菊は今も 咲いてるだろか
  軒端雀は 鳴くだろか
  あゝふる里は なぁ…友よ
  遠く 離れて 忍ぶもの……


2 緑 したゝる 山峡(やまあい)の
  川の流れに 光る水
  幼馴染みの あの女は
  嫁いで 母に なってるだろか
  今の暮らしは 幸せか
  あゝふる里は なぁ…友よ
  風に 思い出 唄うもの……


3 子供 育てゝ 生き抜いて
  人は 昔を 振り返る
  俺を いつでも 励ました
  千年杉は 親父のように
  夢を 持てよと 繁るだろ
  あゝふる里は なぁ…友よ
  独り 瞼に 描くもの……