出 船 の 港
作詩 時雨音羽 作曲 中山晋平
昭和5年
1 ドンとドンとドンと 波のり越えて
一挺二挺三挺 八挺櫓で飛ばしゃ
サッとあがった 鯨の汐の
汐のあちらで 朝日はおどる
2 エッサエッサエッサ 押し切る腕は
見事黒がね その黒がねを
波はためそと ドンと突き当たる
ドンとドンとドンと ドンと突き当たる
3 風に帆綱を きりりと締めて
梶を廻せば 舳先はおどる
おどる舳先に 身を投げかけりゃ
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